どうすべきか

y_takeuchi2007-04-01

特にHPなどで騒音測定を請け負うことを書いた事は無いが、個人的に騒音測定の話が来る事はたまにある。とは言え、個人で騒音計を所有している訳では無いから、勤め先の営業に話を振る事となるが、その営業は研究所などの客先に提示する金額をそのまま個人相手に提示するので、大概は断られる。

であるならば、個人で騒音計を購入し、土日休日の副業とすることで、安い金額で騒音計測のニーズに応える事は出来ないかとは以前から思っていた。積算機能とメモリ保存出来る普通騒音計と、校正器の1台づつで、20万位で揃えられる。だが、騒音計測のニーズの多くは、訴訟がらみである事は想像に難くない。個人的には、管理組合の理事会に提出する程度のデータとか、例えば購入予定の中古マンションに丸1日置いといて、騒音環境はどうなのか?とか、そういう事も出来ると思うが、現状にそういうニーズがそう多いとも思えない。しかし、訴訟がらみと成ると、計量証明事業者である事が望ましいだろう。

計量証明事業者になる要件として、環境計量士は自分自身であるから、後は必要機材を揃えれば良いのだが、そうなると費用がかさんでしまう。完全に独立して起業するなら別だが、休日の副業程度に投資できる金額ではない。とは言え、計量証明事業者を捨てきれない。本当に騒音のデータを必要とされるのは、訴訟がらみだからだ。

個人的には一番良いパターンは、既に騒音計測業務を行っているが計量証明事業を習得していない会社と協力するパターンなのだが。