仕事の依頼

計測業という仕事をしていると、お客さんから再び仕事を依頼されるのが嬉しいし、ホッとするのである。なんせデータや報告書を渡したら終わりだから、次も仕事を頼まれるという事は良くやってくれたと評価されている、という事である。

以前、とあるコンクリート会社の騒音・振動計測で、営業の不手際でしなくても良い計測をしてしまった。営業の話ではメインは敷地境界での騒音・振動の計測だったのだが、お客は市に出す騒音規制法の特定工場として登録するための書類を作成する為のに必要な計測が欲しかったのだ。その種類作成に必要な計測は行っていたが、不必要な敷地境界での計測の方が時間がかかっていた。もしかしたらそれが無ければ、泊りがけでする必要は無かったかもしれない。
私にとっても良い勉強になった仕事だった。なにせ知識としては騒音規制法の特定工場の登録については知っていたが、やった事は無い。判らなければ聞こうというモットーなので、地元の川崎市の担当部署にアポを取って聞きに行ったり、お客が登録しようとしている市の担当部署に電話で聞いたりして、何とか形にして報告書を出した。確か去年の夏の事だったと思うのだ。(確かセミに邪魔された)
それが今度、同じお客では無いのだが、そのお客さんからうちの会社を紹介されたという地元の川崎の会社から同じ様な仕事を依頼されたという訳だ。