大阪都構想投票と、自治会活動に思うこと

 期日前投票制度があれど仕事や家庭を抱える世代からすれば選挙が老人世代よりも負担であることには違いないから、どうしたって大なり小なり老人世代の声が通りやすくなる。だからこそ若者の投票率が下がるのかもしれない。

 今年度から自治会の近所の班の班長をやっているが、独身者で仕事の出張が多い身には月二回の回覧と月一回の自治会の出席は難しい場合もある。しかも回覧の内容ときたら自治会の掲示板にでも張っておけば事足りる代物ばかりだし、赤十字の募金とか、なんで自治会で行う必要があるのか判らないものもある。自治会を運営しているのは定年退職した世代ばかりだから、時間には困らないだろうが、昔と違い働き方も多様になり、誰もが土日が休みではなく、専業主婦が居るわけでもない。

 出来ない場合は近所に頼めばと言う事になるが、誰もがそれで解決出来るとは限らない。回覧板さえ無くしてくれたら随分違うのだが。