猛学習中

y_takeuchi2005-06-08

6月に入りやっと自分の会社に戻った。恐れていた点検業務も無く、住宅の音関連の情報集めに精を出している。近いうちに、また某準ゼネコン研究所で床衝撃音レベルの測定があるかも知れないので、その時に色々と研究員に質問出来るようにしたい。

やる事はたくさんある。先ずは某学会から取り寄せた過去30年分の本の内容から、共同住宅に関係有りそうなものをピックアップして印刷。かなり厳選したのだが、A4用紙300枚パックを3個使い切ってもまだ残っていたので、過去20年分位で中止した。次に去年行われた、共同住宅の音に絞って行われた講習会の教材を検分。あくまで教材なので、講習会では聞けるはずの言葉での説明が無いので不明な点もあった。次はマンション防音設計の参考書で、これは設計者の立場からの視点で見れるので、なかなか良い。但し測定方法に関しては余り詳しくは載っていないので、JISの資料と、住宅性能表示における特別認定や、建築学会の方法など、まあ多い多い。

此れだけ音に係る仕事をしてる私でも此れだけの資料を集めて学習しているのだが、他の音のマンションコンサルしている人の知識はどれ程のものなのか興味ある。また、マンション購入で、音に関してコンサルタントに相談して、もし、隣戸との壁厚は180mm、上下階のスラブ厚は200mmだからOKなんて答えだったら、そのコンサルタントは駄目です。詐欺といっても差し支えないです。音の世界はそんな生易しいものでは無いです。

ちなみに写真は床衝撃音レベル測定で使われる、バングマシン(分解)とタッピングマシンという代物。