Windows以外のOS

y_takeuchi2005-09-23

1995年にWindows95が出て以来い、PCの価格は半分・・いやもっと下がっていると言って良いだろう。しかし変わらないものもある。windowsである。
原因がマイクロソフトの独占状態にあることは明白だ。当時と比べてMacは更にユーザー減らした感があるし、Linuxが余り一般受けした感も無い。しかしそんな状況に変化が生じつつある。今までマイクロソフトの収益をOSと共に支えてきたofficeの方面に、freeで手に入るopen officeが登場し、数年の間にバージョンアップを重ね、機能と信頼を向上させた結果、行政でマイクロソフトのofficeからopen officeへ移行する動きも出てきている。更に、次世代のマイクロソフトofficeは、データファイルが、open officeと同じになる。ということは、今まで一番の障壁であった、データの互換性の問題がクリアされ、数万もするマイクロソフトofficeとただのopen officeのどちらを使っても同じものが出来ると言うことで、更にopen officeはwindows以外のOS、例えばLinuxMac OS X や、ソラリスなど、のものがあるので、OSも選べる

昔、といっても1998年〜2000年位だが、BeOSというものがX86プラットフォームにあった。当時としてはwindows以上に軽く、堅牢で、マルチメディアに強く、結構良いOSであった。その後、対応機器の少なさやCPUや周辺機器やwindows自体が進化したために、windowsでもマルチメディアが強化され、開発の遅いBeOSは廃れてしまった。その後free版のBeOSをカスタマイズしたものが散乱していたのだが、近年、Zetaとして発売された。当然買いたいとは思ったのだが、問題なのはその値段。\15800だすのならwindowsを買った方が良い値段設定や、相変わらずの対応機器の少なさ、余り機能面で進化したように見えない、open officeも対応したものが無いなど、値段に見合ったものでは無いのである。酷論すれば、5年前のOSに対応機器を若干増やしただけ、アピールする起動時間の早さも最近のwindowsは非常に速くなったし、Mpegが4画面など多画面で同時に再生できるメリットなんて普通は無い、この手のwindowsを追いかけるOSが、値段が同じではユーザーも増えないし、ユーザーが増えなければ、結局5年前に廃れたのと同じ結果になると思うのだが、なぜそんな値段設定にしたのか?。ただで手に入るknoppixの良さを体験しただけに、更に残念である。