災難な役人の代理人

 国勢調査の回収を請け負っている人が災難にあっている。宮城で大量に辞退者が出たが、なんとアパートの住人の非協力的な態度に立腹して70人分の調査票を燃やしてしまったらしい。理由はこの4月に個人情報保護法が出来たからではないかという話だが、多分それだけでは無いと思う。単なる個人的な推測だが、公務員虐めないしは嫌がらせであって、個人情報保護なんていうのはそれを正当化するための建前だろう。度重なる公務員の非常識な手当てや給料水準等からすれば気持ちは判るが、しかし国勢調査員は、数週間だけの臨時雇いの国家公務員資格を与えられただけの人々であり、そんな彼らに攻撃するのは筋違いというものである。
 似た様な事は、NHKの受信料徴収や、年金の催促に社会保険労務士が請け負っている場合など様々だが、流石に公務員は嫌な仕事だけは民間に押し付けるのが美味いと思う。