情けない話である。マンション業界は怪しい人ほど跋扈している?

里見八犬伝見た。小学生の頃映画を見て本の方も読んだ事もある。それから暫くは人道8徳の字とは関わり合いは無く、高校に入学して少林寺拳法を習い始めてから道場で仁義忠孝礼が出て来るようになる。更に同時期には少年雑誌サンデーにて拳法漫画「拳児」にて、仁義礼智信が出て、「ああ、八犬伝の8文字にはこんな意味が有ったのか」と知ることとなった。ちなみに我輩の家系の男子には名前にの文字が付くのが慣わしらしい。

不動産業界、とりわけマンション業界では去年はモラルが失墜した年であった。その回復にはマンション業界自らが努力しなければならない。
「マンションってどうよ?」というサイトが有る。我輩はそこの登録専門家である。耐震偽装事件が起きた時、我輩は国の調査が終るまで今の段階でどうこう言うのは宜しくないと述べた。他の専門家の多くは、業界の体質だの氷山の一角だの、我輩から言わせれば「あんた等業界の隅々まで知っているのか?」と言いたくなる事を、事件発覚直後に軽はずみにも早々に述べた。

まあ、それはしょうがないかも知れない。専門家の多くはマンション購入のコンサルや内覧会屋。彼らは購入者がマンションに不安を感じた方が、相談の仕事が増えるだろうという理由でその様な発言が出るのは当然であろう。しかし彼らは姉歯建築士木村建設等に対して許せない行為と言ったからには、当然彼らはそれを言うだけの資格は必要だ。

「マンションってどうよ?」の専門家は多くは自己の宣伝という目的も持って回答する。上位3名に入れば特に宣伝の機会が与えられるので、一部の者でなかなか醜いレースが展開される。醜いと言うのは、例えば既に先に人が回答しているのと変わらない回答を付けてでも回答数を稼ぐとか、余り自分の得意分野でも無いのに無理して回答して挙句にその回答が間違っていたり等である。

百歩譲って、同じ回答でも質問者は回答数が多い方が基本的には良いのだから、まあ全く回答しない専門家よりも何百倍も良いとして、許せないのはその月はもう上位に入れそうに無いからその月は質問に回答しないで、翌月にばっと回答して回答数を増やす専門家である。質問の回答を待っている人よりも自分の利益を追求し、またその専門家は耐震偽装事件を許せないとか言っていた人である。

まあ100人の専門家が〜というのが売りのサイトなので(本当に100人居るかは不明)、そんな人も何人か居るのは当然だろうけど。全く新年早々腹だたしい(その傾向は前々から有ったけど確信した)。あのサイトの専門家辞めようかな・・・同じ人種に見られたくないな。