仮想化がトレンド。Google OSに期待。

y_takeuchi2007-05-25

前々から興味の有った、PCの仮想化について試してみる。VirtualBoxを使って仮想化PCを使おうという算段だ。仮想化なんて、余り必要になるとは思っていなかったが、思惑道理ならそうでもない。その思惑とは、

職場のPCを再構築したいと考えている。OSはWindows2000を使用していた。その他、職場と家、そしてたまに客先の間を転々としているノートPCも、これは今直ぐではないが、そのうち近代化改装を行う予定である。複数台のPCに自分の仕事環境を構築するのが面倒になってきた。

そこでVirtualBoxである。USB2.0の外付けポータブルHDDにでもVirtualBoxの仮想環境のイメージファイルを入れておけば、VirtualBoxが入っているPCなら、どこでも仮想環境を再現出来る。そして、バッファローのように、こういうポータブルHDDで、DVD/CDドライブを仮想化出来る機能のあるポータブルHDDに、VMKNOPPIXを入れれば、USBブートすることで、大概のPCにポータブルHDDを繋げば、仮想環境を再現出来る。もう、ノートPCを職場や客先に持っていく必要も無い。結構、重いんだ、ノートPCと言えど・・・。

ホストOSがVMKNOPPIXでもOKならば、PCの分だけWindowsを揃える必要も薄れる。しかしまあ、OS=Windowsという時代は何時まで続くのであろうか?、というか、OSにお金を払う時代は、何時になったら終わるのだろうか?とも思う。

PCの世のトレンドが、検索とそれに連動した広告が重要になってきている。GoogleがいくらWeb上のサービスを充実させたとしても、データファイルもオンライン先に置いて置くのでなければ、依然として自己のPCのHDDなどの記録媒体に有り、そういうデスクトップ検索は、結局のところOSが標準で持っているものが選ばれるだろう。良い例がIEだ。Googleがデスクトップ検索をマイクロソフトに明け渡す気が無いなら、少なくともGoogleは自分達が提供するOSを出す必要があるのでは無いだろうか。

Googleが自己のOSを開発したけど、社内だけに留め、公開するつもりが無いと言っているが、公開するのは時間の問題じゃないかと思う、ていうか、期待している。駄目もとで良いから出した方が良いと思う。

世間一般のユーザーなら、インターネットに繋げて、メールさえ出来れば、後はDVDなり音楽なり聞ければ問題は無い。今のLinuxをベースに、不必要なものは排除して、もっと判りやすい操作にすれば、結構いけると思うのだが。