振動モード解析

今までの仕事の中でも振動モード解析はろくな目にあった試が無い。去年の年末の最後の仕事がそれであり、1月は、ほぼそのデータ分析・整理で終わり、また今月に違う現場で同じお客で有る。今まで騒音関連の仕事の方が多いので、余り振動モードの現場は経験が少ない。騒音や音響でも色々な分野が有る様に、一言で振動と言っても、環境振動や振動台実験など色々有る。
この現場の仕事で建物をシェーカーで揺らす計測について良い経験と解析方法が身に付けられたが、大変だったけど良い経験が得られた仕事だと思えるのは、少なくとも今月の現場も全部済んでからの話である。正直言って1月は辛かった・・・。

会社の他の人がLabViewを使用して作ったFFT・伝達のアプリを、自分がC#で作っているFFTについてサンプルデータを使い答え合わせをしてみると、ハニング窓を使用したとき以外は同じだった。ハニング窓を使用すると振幅値が半分になるので、2をかけて補正しているようだ。また、オーバーラップ率を指定しての平均も同じ値になった。実を言えばFFTのプログラムなんて1日で出来た話であり、オーバーラップ率を指定しての平均作業のアルゴリズムを考えるほうが時間はかかる。
会社の先輩諸氏に聞いたり参考書を持って来てもらったりなどしてもらったおかげで、クロススペクトルやコヒーレンス関数や伝達関数についても多分出来そうだ。