秋の旅行4日目

y_takeuchi2009-11-06

旅も4日目となり、前日は随分と足も痛み、しかし、今日こそが一番歩き回る日なので危惧していたが、足の痛みはほとんど引いていた。
7時5分発の電車に乗らないと次は相当空くので、空が明るみ始めたぐらいでホテルをチェックアウト、高田城址を見に行く。此処は桜や蓮が綺麗な場所だが、残念ながら今はどちらの季節でもなく、堀の蓮も枯れていた。ここの堀はすごく広く、江戸城址ぐらいある。もっとも、堀の幅がそれ位あるだけで、対岸の岸の高さは無いが。城の規模の割りに小さな三重櫓だけが復元されている。しかし、此処は松平忠輝ファンとしては見ておきたかった所だ。

蓮が咲いていたらさぞかし見事であろう広大な堀

三重櫓。

高田駅に戻り、次の駅の春日山で降りる。相当歩き回るので、コイン・ロッカーに荷物を預けようとしたが無い。しかも、春日山城址の入り口まで距離が有る。しかし、足も回復していたので歩く。春日山城址に到着。大手道から歩いて本丸を目指す。南三の丸に到着。謙信が祈祷した権現堂の看板が有ったので見に行ったが、随分距離がある。道理で観光マップには載っていない訳だ。なんとか到着して拝んで、元の場所に復帰。柿崎屋敷跡や景勝屋敷跡や井戸郭を通り、本丸に到着する。本丸からの眺めは素晴らしい。御建ての乱では、本丸までは景勝や直江の屋敷の方が景虎の三の丸よりも圧倒的に近く、かつ挟むように陣取っているので、大河ドラマのように景虎側が先に本丸を確保しようとしたから、止む無く先に確保したと言うのは考え難い。こんな立地条件では景虎側が本丸を押さえに行くというのは考え難いのだが。

大手道入り口

権現堂。結構遠い上に少し険しい道のり。

井戸曲輪。

景勝屋敷跡。屋敷跡と言っても、曲輪を成している。

本丸。

本丸からの眺め。

本丸より二の丸三の丸を見たところ。

毘沙門堂大河ドラマのような洞窟は無い。

三の丸の景虎屋敷跡。

直江屋敷跡。直江屋敷は搦め手にあり、本丸に近い。


本丸を降りて、景虎屋敷跡や直江屋敷跡を見て周り、春日山神社に降りて春日山を下山する。林泉時や春日神社を回って、史跡広場に寄り、五智国分寺を見る。近くの光源寺に村上義清の墓?が有るというのでそこにも寄る。そして御館跡へ。

林泉寺

林泉寺にある謙信のお墓。

五智国分寺。

村上義清の墓・・らしい。観光案内版にはそう書いてあったが、供養塔と書いてあるし、wikiでも墓は違う場所なので、あくまで供養塔なのだろう。

御館。春日山城址の整備の程を見ると、少し残念。

最後は福島城址を見る。やっぱり学校内にあるものは見学し辛いなあ。