LabviewとScilab その2

仕事の方は予定量を終える事が出来たので、Labviewでスイープ平均とRD法のプログラムを組んでみる。
スイープ平均はジェネレータのスペクトル最大値のラインと同じ場所だけ応答側のスペクトルの加算平均を行っていく。簡単なようで手間だ。しかも得られた結果はピークホールドとそうは変わらない。応答よりも外乱の方が大きい場合は有効だが。

RD法の方がプログラムの難易度は高かった。しかし常時微動でこんなに綺麗な減衰波形が得られるなら半値幅法なんて不要だろう。RD法も半値幅法も異なるピークが近い場合に影響を受けてしまうが、FDD法というのは大丈夫なのだそうだ。しかし、こちらの方は調べても情報が見つからない。

RD法のプログラム。白い線が加算している線で、赤が加算しようとしている生波形。どちらも最大値で規格化している。様は時間軸上でトリガーかけて波形の任意の点で固定しながら加算平均すればノイズ成分が低減できる事を行っているにすぎない。

スイープ平均のプログラム。最後の方で加振器がUターンしてDC側にスイープしたので、生スペクトルが変な場所にあり、平均結果も影響を受けているが、これは加振側の問題だ。