Scilabでマイクロフォン・アレイ 其の3

 xcosシミュレーション上でマイクロフォン3個で三角形に配置して、Scilab上で各マイクロフォンの入力信号を遅延させて音源を探査させるプログラムが出来た。

 ランダム音源1個とマイクロフォン3個を0.3m間隔で離した三角形のアレイ結果。一応、音源方向で最大の値が出るが、関係ない場所でも値が大きくなる場所が出来る。
 ちなみに軸の単位は°でアレイ中心を0°にして、音源は(100m,100m,100m)の座標に置いてある。

 マイクロフォン間隔を10倍にすると関係ない場所の値が大きくなるのが押さえられる感じに。

 音源を純音にするとこんな感じ。マイクロフォン間隔は0.3m。10倍だと訳の判らない感じになる。

 ランダム音源を2個にすると、関係ない場所での値が足し合わされて、あたかも何か音源がある様な感じに。追加された音源は0°の位置の先に置いてある。

 マイクロフォンの数を6個にするとダイナミックレンジが大きくなるので音源の場所がより明確になる。

 マイクロフォンの配置の仕方を改善すると、関係ない場所の結果を改善できるかも。