我が家でデスクトップ&自作パソコンが駆逐された日。TrinityノートK55DR-SX0A8購入。

 パソコン自作の道に足を踏み込んだのはWindows95からだ。それまでのメーカー製(Epson PC98互換機)から、今日に至るまでデスクトップでメーカー製は買っていない。当時は自作した方が安く、今では安さだけではメリットは無くなったが、自分の用途に合わせた部品=性能を選ぶ事ができる。
 デスクトップもさることながら、ノートPCの高価さは今の比ではなかった。何年か前のネットブックで一気に価格は下がったが、それは性能を犠牲にしたものだったが今ではある程度高性能なCPUを積んだ製品でも5万を切るのも珍しくない。
 昔はCPUの値段が価格改定で半値位に下がった事もあったり、情報収集は大切だった。今でも新しいCPUの登場時期や、ソケットの互換性など、安く長く使うには情報収集は重要だけど、昔ほどではない。部品の値段も昔ほど大きく下がることは少なくなった。だけど久しぶりに情報収集が大変得する事が起きた。マイクロソフトが6/2以降に購入したWindows7パソコンやdsp版に対して、\1200でWindows8proにアップグレード出来るというニュースを、1週間以上前に手に入れる事が出来た。しかも7の方はhome版でも良い。kinect+Windows7でも買おうかと思ったこともあったが、買わなくて良かったというものだ。
 ちょうどAsusuからAMDの次世代APU「Trinity」を採用したK55DR-SX0A8が6/2から販売だった。以前より、夏に向けてメインパソコンをどうしようか悩んでいた。去年の夏の時期に節電を意識してCore i5 65Wで組みなおしたが、やはりデスクトップでは省電力にも限界がある。K55DR-SX0A8は値段も安く、CPUもそれなりに良く、ディスクリートGPUも有って、USB3も有るので、買った。

 性能とかは特に問題ない。もともとプログラムが主用途だからネットブック向けのCPUでもなければそう困る事もない。驚いたのが消費電力だ。ワットチェッカーで調べると、起動時こそ瞬間的に44W位まで行くが、普通に使っていても17〜19W程度、あまり操作していないと10W前半、更に何もしないで画面が消灯すると7Wにまで下がる。ただ、排気ファンの音は結構大きい。