長篠城址と設楽原の馬防柵を観た

 長篠城と言えば武田家没落の要因となった合戦で、馬防柵と織田の鉄砲三段射ちによる武田騎馬隊を撃破した戦い方が有名だ。
 長篠城址は日本の城百選に入る城だけど、城自体は本丸跡だけで、さほど遺構が残っているわけでは無く、しかもJRの線路に分断されているところもある。周辺には武田側の本陣跡や、鳥居強右衛門磔死の碑、馬場信房の墓、などが在り、そちらも見どころだ。

 医王寺山の武田勝頼本陣。観光用の櫓が有るのだけど腐敗して登れず。多分これだけ木々が茂っていると長篠城址は見えないかと。途中の寺では配下の武将が別れの盃をした場所もある。

 殿を務めた馬場信房の墓。

 鳥居強右衛門磔死の碑。近くには墓もあり、付近の駅名にもなっている。

 設楽原の馬防柵は長篠城址より2駅ほど離れ三河東郷駅から少し歩く。遠くに見える建設中の高速道路との対比が歴史の流れを感じる。