Windows8proを数日間使用して・・そしてこれからどうなるのか

 今までのWindowsでも快適に使おうとすると皆考えることは同じで、デスクトップにアイコンやフォルダを配置し、人によってはサイドバーガジェットに必要な情報を出していただろう。多分それはWindows8のメトロ画面よりも快適だ。何故かWindows8では初期状態で時間がどこにも表示されない。ロック画面にはあるが、通常使用の画面では無い。同様に電波状態やバッテリー残量、IMEの状態も無い。どういうつもりでそうしたのか理解に苦しむ。また、純正のメトロアプリであるストアや地図や天気などは、最初に立ち上げるときはやや時間がかかる。閉じても裏で動いているからリソースは食う。そして非メトロ対応のアプリは、一度デスクトップになってから表示されるので、どうしても今までよりもワンテンポ遅くなった感がある。iOSAndroidに比べて遅い感は否めない。

 時代の流れに乗ってタブレットに特化したUIと旧来のUIがブレンドした最初のOSだから、まだまだ洗練していない部分があるのはしょうがないし、当然良い機能もある。しかし、問題なのは昔と違い今は例えば地図の使い勝手がいいほうが好まれるだろう。地図はiOS6の「パチンコガンダム駅」等を表示するappleらしいクリエィティブな代物は問題外だが、非常によく使うアプリであり、google mapはAndroid以外ではブラウザ上でしか使えない。同じようにAppleitunesAndroidには出していない。各々が優位なサービスで自社のOSの競争力の武器とする中で、マイクロソフトWindows8には過去のアプリが動くとか、周辺機器の多さという武器はあるものの、それはだんだん価値が無くなっていくものであり、Windows RTにはそれすらない。それに対抗するにはマイクロソフトgoogle地図やitunesに対抗できる質が必要だろう。1つ1つが及ばなくてもAndroidiOSのようにどちらかに偏ることなく平均的に良ければ十分対抗出来ると思う。