多賀城跡と仙台城址と瑞鳳殿を観た

 飛鳥IIは多賀城の付近での下船だったので、多賀城跡を観て仙台に向かい、仙台城址と瑞鳳殿を観た。特別史跡多賀城跡は、ほぼ大宰府みたいな感じ。城というよりは政庁だ。多賀城廃寺も観た。


 仙台駅から仙台城址へ。思ったよりも距離がある。まあ山城だからへんぴな場所にあるのはしょうがない。途中の瑞鳳殿に寄って、伊達政宗の墓に御参拝する。資料館に政宗の復元人形があるのは知っていたが、遺骨と遺髪が展示されているとは思わなかった。


 仙台城址へ向かう。仙台には幼少の頃住んでいたので幾度も来た筈だが余り記憶にない。バスで本丸まで行けるので、本丸周辺を観てから下って三の丸の櫓を観に行った。途中、震災で石垣が崩れたところがある。
 仙台城築城当時は世間一般では平城や平山城が主流で、山城を新たに居城とした例は珍しい。通説では大砲の出現が大きく影響しているらしい。その後、麓に二の丸、三の丸が拡張され、城の主要部はそちらに移る。