超小型LCD I2C接続を、ピッチ変換キット無しで使う

 超小型LCD I2C接続AQM0802A-RN-GBWは、秋月電子では単体で\320、ピッチ変換基盤が\400、両方込みで\600で売られている。折角、本体の値段が安いのに・・・ということで、ピッチ変換基盤を使わないで試す。
 付属のデータシートでは、1から9まである端子のうち1は使わず、2はVddである5と1μfのコンデンサを介して繋ぎ、3と4同士も1μfのコンデンサを介して繋ぐ図になっている。ネットの情報や、ピッチ変換基盤にはコンデンサが3つになっているが、多分、Vddである5とGNDである6のバスコンだろう。最終的には無くても動いたが、在った方が良いかもしれない。
 データシート通りの結線では動かず、ネットで調べると、SDA,SCLは4.7kΩの抵抗でプルアップし、9のリセットは47kΩの抵抗でプルアップしている情報があった。ピッチ変換基盤を使った時はSDA,SCLのプルアップを有効にしなくても動いたので、リセットのプルアップだけしたが動かず、SDA,SCLをプルアップしたら動いた。