夏休み企画「マイコンで気象観測」

 備忘録も兼ねて「マイコンで気象観測」を出来るだけ判りやすいよう解説しようかと思います。

 使用するのはGR-KURUMIというマイコンです。
選んだ理由は、小さい、安い(\2,200位)、電源が手軽(乾電池でも動く)、省電力、ある程度Arduino互換なマイコンなので情報を集めやすい、です。
 デメリットとしては、USB-Serial変換ボードが別に必要。プログラムはWeb上で行うので、ユーザー登録が必要。

 気象観測ということで、温度、湿度、大気圧を習得し、SDカードへの記録、スマートフォンで表示、までいこうかと思います。

 ピンクのボードがGR-KURUMIです。右側にUSB-Serial変換ボードが付けています。

 簡単にブレッドボードについて説明します。こういう作業では必須な代物ですが、意外にネットでは余り情報が見かけません。
 大きく分けて、外側と内側に穴が列を成して並んでいます。大概、外側は長辺方向が繋がっていて、一箇所にマイコンからの電源やGNDを挿せば、その列で他の場所も使えます。内側は短辺方向に繋がっていて、上記の写真のように挿せば、その列でマイコンのポートを穴の数だけ挿せます。