MIT App Inventor2におけるscreen間の変数の移動

 1つのscreenだけで作る場合は問題にはならないが、異なるscreenに移動する場合にApp Inventor2はいくつか問題があって、1つはstartValueという変数に入れる必要があることと、もう1つは他のscreenから戻ってきた際にテキストBOX等に入れていた値が消えることだ。global変数は当該screen内だけでしか参照出来ない。startValueは配列も入れられるので実用上は問題無いが、ちょっと判りづらくなる。
 他のscreenから戻ってきた際にテキストBOX等に入れていた値が消える症状は、TinyDBを使うと対処出来た。

 以下のブロックでは、global変数listに「screen2へ」ボタンをクリックした時に、変数を1,2,3,4入れてscreen2へ移る際にstartValueに放り込んでいる。また、テキストBOXの値をTinyDB1にタグ"T1"として放り込んでいる。screen1が初期化された際にはTinyDB1からテキストBOXに戻している。


 以下のブロックではscreen2が初期化された際に、ラベルの中にstartValueから3番目の要素を入れている。