3匹の子豚

y_takeuchi2005-07-18

3匹の子豚の童話をご存知の方は知っているだろう。なぜか下に行くほど堅実・真面目な性格で、それが建てた家にも顕著に現れるのだが、最初に狼の襲撃を受けた長兄の家は藁葺きの家であっさり陥落し、長兄は木造建の妹(だと思った)の家に逃げ込み、その家は数度の攻撃には耐えたが、やはり陥落し、末弟のレンガ造の家に2人は逃げ込み難を逃れると言う話である(記憶では煙突から進入してきた狼を釜茹でにしたような気が・・)。まあ、住宅に努力を注ぎ込んだ末弟が偉かったという内容だ。

それは今でも言える事だが最近は大枚はたいて購入したマイホームが欠陥住宅だったりする場合もある世の中だったりする。また悪徳リフォーム業者が横行している。住宅と言う大きなお金が動くのものだから、不届き者も惹きつけてしまう。

なら、どうすれば良いのだろう?。不動産コンサルタントに依頼して購入前にチックするのも1つの方法だ。堅実そうな家を選び、住宅性能表示等の公的機関の保証が付いた物件を選び、コンサルのチェックを受ける。末弟コースとしてみよう。

しかし、此処では長兄コースも良いんじゃないかと言って見たい。根本的には家だって1から100まで自分で作れば手抜だ・欠陥だなどと悩まなくて良い。しかし、地震や台風が往来する日本では、自分で作るのはかなり困難であろう。世間体もある。しかし悪徳業者の餌食になるかも知れない!。

そこで1つの方法としてプレハブを紹介したい。プレハブと言っても工事現場に置いてあるような野暮な代物ではない。外見はまあ・・・直ぐにプレハブとは判るが、アルミ製の、見方を変えればインテリジェンスな物だ。パネルを組み合わせて色んな風に作れるし、パネルの重さは15kgなので自分で組立てるのも可能だ。重剛性タイプなら、2階や3階も可能である。3m×3m×3mの1ユニットで、組立て代・運搬費・消費税込みで200万弱である。組立てに自身があれば自分で組めばもっと安くなる。4ユニットもあれば1家族が住めると思うのだがどうだろうか。気になる点は幾つかあるが、後々のペンキ塗り等のメンテ代も不要だと思うので(アルミだから錆びないだろう)そういう点も有利だ。
SUS、アルミ製の空間構築ユニット「tsubomi」(ツボミ)http://ecomsfit.com/tsubomi/top.html

そういえば以前ニュースで、発泡スチロールの家というのを見た事がある。ケーキの家を作りたくて開発したと言う。言われて見ればケーキに見えなくもない。それも200万位だったが、個人的に発泡スチロールに200万は出したくないが、アルミだったら良いかなと思うのだ。偏見かなあ・・・ダンボールを固めたボディで走る車も旧東独逸にあったが・・・。