スマートフォンで高速フーリエ変換

Windows Mobile機で動く高速フーリエ変換ソフトを作成した。今まで作ってきたデジタル波形処理・解析ソフトの中から高速フーリエ変換機能だけを抽出したもので、コードは全く変えない訳にはいかなかったが、凡そ流用できたので直ぐに出来た。
高速フーリエ変換だけに絞ったのはFIRフィルタ等は重い処理なのでWindows Mobile機では荷が重いのと、単にお遊びソフトなので見てて面白い高速フーリエ変換で十分だと思ったからだ。

動作確認機はアドエスなのだが、何らかのソフトを入れなくてはアドエス単独でwave録音する事は出来ない。良いものを見つけてそのソフトで録音されたwaveファイルを開くとエラーで止まってしまう・・・waveファイルのヘッダー部分の仕様がリアルPCMと違うのが原因だったのだが、WindowsからWindows Mobileに移植する手間よりも、こういう手間の方が大変だったかも。

無事にファイルを読めるようになり、アドエス単体で録音・解析が出来るようになり、会社で飼っている猫の鳴き声でも録音して解析しようと探したが居ない。冬は車のボンネットが大好きな寒がり猫も、この暑さは駄目らしい。

もうそろそろ蝉が鳴くので、それでもターゲットにしてみようか。