scilab講座その3 弾道計算をしてみる
waveファイルを時系列表示させたり、それをFFTして周波数軸表示させたりしたのが続くと、scilabが波形処理ソフトと思われかねないので、もっと身近な計算も出来る一例として、弾道計算をしてみます。
弾道計算と言ってもそんなおおげさなものではなく、物を投げるのに一番飛距離が出るのは何度で投げるのが一番か?というものです。使う公式は物理を勉強すれば初期に習う
変位=初速×時間+(加速度×時間^2)/2
というものだけ。5度から5度ピッチで放物線を描き、45度の時だけ青い線で描かせます。というのは45度で投げるのが一番飛距離を稼げるのは判っているからです。水平方向と鉛直方向共に上式を使うのですが、水平方向は加速度が働かないので変位=初速×時間だけになります。また、空気抵抗などは考慮しません。
Q=5;
for j=1:18
vy=100*sin(Q/180*%pi);
vx=100*cos(Q/180*%pi);
dx=;
dy=;
t=0;
for i=1:10000
if 0