久留里城址観光

夜も明けぬ早朝に仕事して、夕方にまた仕事をするという1日なので、その間は自由なので久留里城址を観光する。
此処は里見家の城という印象が強いのだが、資料館には江戸期の藩の大名家の展示も多い。円覚寺にある土屋家のお墓の五輪塔は県内最大の大きさだそうだ。確かに今まで見た中でも大きい部類だ。昨日と打って変わり里見八犬伝のはの字も無い。

模擬天守閣。

資料館のあるところから三の丸方面の景色。

円覚寺にある土屋家のお墓。

久留里城の遺構はなかなか残っている感じだが、いかんせん天守自体が元の場所に建っている訳でもなく、山城特有の猫の額のような曲輪や堀切と言った防御設備と、模擬とは言え天守閣とのミスマッチが戦国時代から江戸期の城としての変遷を窺い知れる。山城の部分はまだしも、城の主要部分の三の丸は宅地化して残っていないようだ。

後の観光資源といえば水が豊富な場所のようで酒造などが盛んな事と、新井白石関連かな。

気持ちよさそうにしていた野良猫。