App Inventor for Androidを試す

 IS01を使ってのデバックの初期設定に苦労したが、使えるようになった。先ずは定番であるボタンを押すとメッセージが出る入門的なものを作ってみる。センサーの欄を見ると加速度計とGPSとコンパスの値を持ってこれるのだが、マイク入力の欄がない。取り敢えず加速度計の値を表示させ、そしてキャンパスに線で波形を描かせてみた。続いて配列に加速度計の値を放り込むまでは出来た。配列の中の値でフーリエ変換をしてスペクトルを描かせようかと思うのだが、やはり処理速度が遅いので難しそうだ。

 うたい文句とは違い、それなりにプログラムを作った人でないと難しいのではと思う。現段階ではベータ版であり日本語には対応してない。それでもセンサーやGPSの情報に簡単にアクセス出来るのは良い。Bluetoth経由でシリアル制御も出来る。
 iPhone等の成功が示すようにOSの出来なんかよりも、使いかっての良いアプリの量がその端末の価値を高めている。よって開発環境が整えることは、Androidiphoneがライバルに勝つには必要だから、App Inventor for AndroidAndroidの普及に寄与すると思う。