シャープ電子ノートWG-N10は買わなかった

 会社帰りにヨドバシで触ってみたが、購入には至らなかった。コンセプトとしては良いとは思うけど。
何故買わなかったと言えば
・どっちみち紙に書くには及ばない
 WG-N10は画面にペンを比較的強く当てないと線が描けない。ガラス面なのですらすら書いていると滑り、線が途切れる事もある。Android等ではペンにせよ指にせよ強く当てる必要はないが、速く描くと応答が追いつかない。描きやすさでは当然WG-N10の方が上だし小さい字も書ける。でも紙には及ばない。

・値段の割に機能が中途半端
ネットで言われてたように、1万半ばの値段は高いと感じる。値段以上に、普段持ち歩くには、相当の機能が無くてはならない。もし本機が8色でも良いからカラーで線やマーカーが描けて、wi-fiを積んでdropbox等で描いたものを直ぐにネットで共有できたなら、更に1万高くても買っていただろう。

 WG-N10は買わなかったので、代わりにスタイラスペンを買った。やはりNexus7よりICONIATAB W500の方が追随が良く描きいやすいように思える。Androidだって年々CPUの速度は速くなってるから、手書きの質はもっと良くなるだろう。小さい文字が描きにくいハンデも、アプリ側の工夫次第で解決出来る問題だ。
 全く売れない商品だとは思わないが、そう人気になるようなものには成らないだろう。少なくともポメラのような人気は出ないと思う。