ダンまち9巻感想

 例えるならテラフォーマーが、言葉を話し攻撃を仕掛けてこなく、フレンドリーで、攻撃しようとしたら悲鳴を上げたとしたら、それでも殺せる(駆除出来る)か?という感じかな。しかし、「ダンまち」も7巻以降どうも重い話題が多い。個人的には6巻のウォーゲーム位の方が好きだが。
 この小説、黒龍討伐までだらだら話を続ける事もできれば、黒龍討伐もなく、生まれ変わった黒ミノタウロスとの再戦で終わる最短なシナリオも考えられる。黒ミノタウロスも単にベルとの再戦の為に武者修行しているのか判らない。それだと「ゼノス」という枠からは逸脱している気がする。Lv6の一応正ヒロインと修羅場を繰り広げられるならLv3の主人公なんて雑魚だよな。
 外伝しか登場していなかったキャラや団体も出てきて何となく繋がってきた感じはするが、外伝の食人花のモンスターを地上に運び出しているのが「イケロスファミリア」でも無さそうで。次巻の販売予告時期が盛大に間違っていたが、あんなミスするか?と思った。ともあれ半年位の間が空くのは長いな。