Windows Home Serverの存在価値

マイクロソフトのような巨大メーカーと言えど売り出した全ての商品が売れる訳ではなく、中には全く失敗に終わる物もある。例えば以前、windows ceをベースにしたタブレット端末でwindowsパソコンをリモート制御して家の中でどこでもネットをというものを出した。Windows Home Serverもそういう道を辿る様な気がして来た。

先ずは一般家庭でWindows Home Serverが活躍しそうな場面は写真などを多くの人に公開する機能だが、NASでもそういう機能もある。また、Windows Home Serverの売りの家庭のパソコンの自動バックアップも、あれば楽だが必ず必要と言う物ではない。我輩の家でも最初のころはWindows Home Serverが重宝していたが、次第に活躍の場は無くなり、Windows Liveによってとどめを刺された感じだ。Windows Home Serverは複数のHDDがあれば冗長的にデータをバックアップしてくれて大事なデータをWindows Home Serverに一括管理できて楽だったが、Windows Liveによって複数のパソコン同士で同期してくれるので、絶えず動作しているパソコンを核としてしまえば家のパソコンで作業しても会社のパソコンで作業しても気にする必要は無い。それは同時に複数のパソコンにバックアップされている事でもある。

Windows Home ServerパソコンにI/Oの地デジチューナのソフトを入れたら不安定になってしまったので、Windows XP Home EditionのネットブックWindows Live核機を代行させたが、もはやWindows Home Serverである必要性は無い。また、Server OSなので色々な制約があって、ソフトの動作に色々問題があった。



最近、気温の差が大きすぎて風を引いた感じがする。町田までの散歩途中の境川の桜が綺麗だが、個人的には紫陽花の方が好きかな。速いものでもう4月だ。