彦根城と佐和山城址

朝一番で彦根城に向かう。開門は8:30からだが、多くの中国人らしき観光客が開門前に、しかも入場料を払わず中へ。観光客のマナーの問題だけではなく彦根城を管理している人達の管理の仕方が悪い。国宝の天守閣や多くの重要文化財の建築物を管理しているのだから、ちゃんと管理してもらいたいものだ。それに入場料の問題もある。一応、市の観光課に電話を入れたけど。

せっかくの観光なのに朝から嫌な思いはしたが、桜は綺麗だった。天守閣は三重なので上る量は多くは無い。外の眺めが窓越しだったのが残念だ。



彦根城をあとにして宗安寺に向かう。此処の表門は佐和山城址の大手門で、多分現存する唯一つの建築物だと思う。此処には大阪の陣で戦死した豊臣方の武将の木村重成首塚がある。


佐和山城址は彦根城とはそんなに離れていない。彦根駅のホームからは山頂の人が認識出来る位だ。麓には井伊神社があって、枝垂れ桜が綺麗だ。ただ神社の社は随分傷んでいる。大洞弁財天長寿院からの彦根城の眺めも良い。


佐和山城址にはハイキングコースからあがって行くが、山頂までの道筋に余り城の遺構を示す標識は少なく、廃城というより破城されたので遺構はそう多くは残っていないようだ。




時間的にはまだ余裕はあったが、さすがに重い荷物を持っての移動で疲れたので、大人しく帰った。