「やさしい建物の振動」とScilab その1 1質点系 例題8

 例題7では系に初期値を与えてその後の振動の時間波形を得てきたが、例題8では静止状態の系に外力が加わった後の時間波形を求める。
 例題8では今までとは別物の、a+2*v+5*x=0という運動方程式の系が与えられており、これに外力(e^-t)*sin(t)が与えられた時の運動方程式はa+2*v+5*x=(e^-t)*sin(t)で、今までと同じ様にラプラス変換して伝達関数を求め、逆変換して時間波形を得る事が出来る。
 XCOSの1質点系のバネ-マスモデルに、外力を加えると以下の様になり、得られた波形も同じ波形となる。
黒い線が外力で、緑の線が系の応答。

 作成したXCOSの1質点系のバネ-マスモデルが正しくシミュレート出来る事が確認出来た。