温度と大気圧を測定する。

 取り敢えず温度と大気圧のセンサーを付けてみた。温度はLM61CIZという4個で\200の代物。大気圧はMPL115A2という\850の製品。共に秋月電子で購入。
 LM61CIZは特に難しくもなくArduinoの5VとGNDとアナログ入力に入れればいいが、MPL115A2はそのままつける訳には行かない。このセンサー、ややこしい事に同じ型番でも秋月電子で売っているものと、ストロベリー・リナックスのとは違うそうで、ピン配置や配線に繋ぐ抵抗やらコンデンサの数が違う。
 そしてスケッチでも、これを動かし、かつデータを得て、そのデータを補正、という手間がかかる。幸いにもそれら全部を公開して下さっている方々が居らっしゃるので助かったが、自力では無理か、非常に時間がかかっただろう。
一番参考になったページ。
大気圧センサの実験

 そして残念な事に、苦労して動くようになっても非常に精度が悪い。誤差10hPa前後と本来高精度な代物ではないが、それでもネットの他の情報よりも非常に悪い。個体の問題なのか、付け方が悪かったのか、とても実用にはならない。1秒毎の累積をカウントしてみたが、下は976hPaから上は1045hPaと非常にばらつき、かつ付近の横浜アメダス値は1020hPa台なのに980〜1000の間の頻度が多い。横浜よりは90m位、土地は高地なので10hPa位低くなるのは良いのだが。しかも分布が正規分布になっていれば数を多くとって平均すればいいが、余りきれいにばらついていない。

アクリルケースに入れてみた。

MPL115A2とLM61CIZ。

大気圧の累積状況。非常にばらつく。