Acer Iconia tab w500 Windows7以外の道

 去年の最後の出張中に、仕事用ノートパソコンのAcer 3810Tの液晶画面がおかしくなるという事態が発生してしまった。発生しても縁の特定部分を押すと治る現象だが、バッテリーの故障も抱えて、いよいよ替えを買わないと駄目かと思い、年末・年始の特売や中古などの商品の前で悩んだ挙句に買えないでいる。

 そうなると現状の戦力で何とかしないといけないのだけど、残っているのは数年前に風靡した初期のネットブックであるMSI U100とAcer Iconia tab w500しか無い。今更ネットブックを仕事で使うのはどうかと思うが、Acer Iconia tab w500はWinodws7で、仕事で使うにはWindows XPが必要不可欠だ。仮想化して動かすには荷が重い。
 しょうがないのでWindows7は諦めてWindwos XPをネイティブにインストールした。タッチパネルとかワイヤレスLANはメーカー(Acerではなく部品メーカーの)のドライバーを入れてみたが駄目だった。しかしWinodws XPが出始めた頃のパソコンに比べれば悪くない性能だし、SSDなので起動や終了が凄く速い。もう少し頑張ってBluetoothを使えるようにしたい。
 驚いたことに、Labviewで作成した4chリアルタイム1/3オクターブバンド分析が動いた。CPUのボブ猫CPUが凄いのか、Labviewが凄いのか、ビルドしないで動かすと途中で止まるので、処理能力的にはかなりギリギリの状態なのだろう。

 もう1つ驚いたのが、UbuntuをCDから立ち上げたらタッチパネルもワイヤレスも使えた。本体にはキーボード的なものはないのでメニュー選択画面にてOSの選択が出来ないので入れ無かったが、32GBのSSDでもXPならUbuntuを入れられる余地はある。やっぱりドッキングステーションは出して欲しかった。